SCSKのふるさと納税

南九州大学学長

なぜ「実学教育」を大切にするのか

配信日:2026/09/18

大学での学びを、実際に使ってみる

大学で学ぶ知識は、社会の中で生かされてこそ価値を持つ。私はそう考えています。1967(昭和42)年の開学以来、本学が「実学教育」を大切にしてきた理由も、そこにあります。

農業、環境、食品、健康、栄養、教育、保育―。本学で学ぶ分野は、いずれも人々の暮らしや社会と深く関わっています。大切にしているのは、教室で得た知識を、実験や実習、地域での活動を通して実際に使ってみることです。思い通りにならないことに向き合い、人と関わりながら試行錯誤する。その経験を重ねることで、学生たちは知識を社会の中で生かす力へと変えていきます。

大学教育は、知識を身につけるだけで終わるものではありません。人と関わり、相手の話を聴き、課題を見つけ、自ら考え、行動する。時には失敗も経験する。その過程で、学力だけでは測ることのできない力が育っていきます。

「自分らしく」社会の中で力を発揮する

全国には、それぞれに特色を持つ大学が数多くあります。その中で南九州大学は、「食・緑・人」を教育の柱として、地域とともに歩んできました。

これまで多くの卒業生が、それぞれの道を歩み、社会のさまざまな分野で活躍しています。もちろん、その歩みは何よりも卒業生一人ひとりが努力を重ね、自ら築いてきたものです。
卒業後、南九州大学の名を特に意識することなく人生を歩む人もいるでしょう。それでも、その人が自分らしく充実した人生を送り、培った力を社会の中で生かしているのであれば、教育に携わる者として、これほどうれしいことはありません。

大学の役割は、一人ひとりの学生が自分の人生を切り拓き、社会の中で自分らしく力を発揮できるよう、その力を育てることだと思います。
「南九州大学で学び、実践する力を身につけたあの人に任せたい」。そんな信頼される人を、一人でも多く社会へ送り出すこと。それが、本学が実学教育を大切にする理由です。

南九州大学学長 中瀬昌之

Yell

ユーザーの応援コメント

応援コメントがまだありません
寄付する際やコンテンツから応援コメントを投稿できます

Yell

ユーザーの応援コメント

応援コメントがまだありません
寄付する際やコンテンツから応援コメントを投稿できます