
こんにちは!鹿児島大学法文学部の ひろか です。
私は「かごしま課題解決型キャリア実習」に参加し、一般社団法人南さつま市観光協会を拠点に、南さつま市の観光について課題解決に取り組みました。
今回私が取り組んだテーマは、「今ある南さつま市の観光資源を活かし、観光客の滞在時間を延長させ、地域内での消費につなげること」です。
10日間のキャリア実習では、実際に南さつま市を訪れ、地域の魅力を見たり、観光協会の方からお話を伺ったりしながら、南さつま市の観光について考えました。
■なぜこのテーマに取り組んだのか
私がこのテーマを選んだ理由は、今ある南さつま市の観光資源をもっと活かしたいと考えたからです。
実際に南さつま市を訪れてみると、サンセットブリッジや吹上浜、亀ヶ丘、大当、野間池など、魅力的な場所がたくさんありました。また、景色だけではなく、焼酎造りなど、地域ならではの「人」や「もの」にも魅力があります。
一方で、私自身も実習に参加するまでは、こうした魅力を十分に知っていたわけではありませんでした。
そこで、「新しい観光資源をつくるのではなく、すでに南さつま市にある魅力を、もっと知ってもらい、実際に訪れてもらうことができないか」と考えるようになりました。

■実習ではどんなことをしたのか
実習中は、最初から一つの答えを決めるのではなく、具体的に考えたり、そこから一度抽象的に考え直したりすることを繰り返しました。
最初は南さつま市の魅力や課題について、マインドマップを使ってたくさんのアイデアを出しました。
しかし、アイデアを出していくほど、「結局何を解決したいのか」「何を一番伝えたいのか」が分からなくなってしまうこともありました。
そこで、実習先の方から意見をいただきながら、何のために取り組むのかという「WHY」と、具体的にどう実現するのかという「HOW」を行き来しながら考えを整理しました。
その結果、最終的には「地域カードコレクション事業」を提案しました。
南さつま市の景色や人、ものをカードにして、カードをきっかけに地域の魅力を知ってもらい、実際に訪れて、地域を巡ってもらうというアイデアです。
さらに、事業として実現できるのかを考えるため、リーンキャンバスモデルや収支計画も作成しました。
特に力を入れたのが、地域への波及効果のシミュレーションです。
カードが売れることだけを考えるのではなく、カードをきっかけに観光客が観光地を訪れたり、地域のお店などを利用したりすることで、地域全体にどのような効果が生まれるのかを考えました。
■何を伝えたいのか、まとめる難しさ
実習で一番苦労したのは、自分の考えを一つにまとめることでした。
南さつま市には魅力がたくさんあるからこそ、「これも伝えたい」「あれも入れたい」と考えてしまい、内容がどんどん増えていきました。
その結果、自分でも内容がごちゃごちゃになり、「結局、自分は何を伝えたいのだろう」と分からなくなることもありました。
そこで、実習先の方に相談し、意見をいただきながら、一つひとつ整理していきました。
考えていることを誰かに伝えてみることで、自分では気づかなかった分かりにくい部分に気づくこともできました。
今回の実習を通して、アイデアをたくさん出すことだけではなく、「何を伝えたいのか」を明確にし、それを相手に分かりやすく伝えることの大切さを学びました。
■私たちが目指したい南さつま市
今回の提案を通して目指しているのは、カードを販売することそのものではありません。
より多くの観光客に南さつま市を訪れてもらい、滞在時間を増やし、地域内での消費につなげることです。
観光地を一か所見て帰るのではなく、
「ここに行ってみよう」
「せっかくだから、あっちにも行ってみよう」
「もう少し南さつま市を楽しんでみよう」
と、地域を巡るきっかけをつくる。
そして、訪れた人が南さつま市の魅力を知り、「また来たい」と思ってもらえるような観光につなげていきたいと考えました。

最後に、皆さんへ
今回の実習を通して、私自身が一番感じたのは、南さつま市には、まだまだ知られていない魅力がたくさんあるということです。
サンセットブリッジ、吹上浜、亀ヶ丘、大当、野間池、そして焼酎造り。
実際に訪れてみることで、写真やインターネットで見るだけでは分からない魅力にも出会うことができました。
だからこそ、今回の記事を読んでくださった皆さんにも、ぜひ南さつま市を知って、実際に足を運んでみてほしいと思っています。
そして、今回の実習を通して私が学んだのは、地域を盛り上げるために、必ずしも新しいものをつくる必要はないということです。
今ある場所、もの、人に目を向けて、その魅力をどう活かしていくか。
そこから、新しい価値や人の流れを生み出せるのではないかと思います。
皆さんもぜひ、南さつま市を訪れて、自分だけの「まだ知らない南さつま」を見つけてみてください!
そして、南さつま市で挑戦する私たち学生の活動を、ぜひ応援していただけたらうれしいです。

Yell
ユーザーの応援コメント

さこね
鹿児島大学
素敵な写真ですね。10日間ですっかり南さつまファンになったようで,愛が伝わってきます。大当行きました.大当お守りも大切に持っています。南さつまの魅力を未来へ繋ぐような企画、細かいところまでしっかり考えて素晴らしいです!

ちくわ
鹿児島大学
今ある場所、もの、人に目を向けて、その魅力をどう活かしていくか。 今回の実習ならではの学びだったのではないでしょうか。大学生という立場だからこそ見つけられた視点を、地域の未来につながる提案へと発展させたことが素晴らしいです!

専門職員
鹿児島大学
何のために取り組むのかという「WHY」と、具体的にどう実現するのかという「HOW」を行き来しながら考えたという視点が素晴らしいですね! ひろかさんが色々と悩みながらも南さつま市の魅力を伝える工夫を考えたことが伝わってきました。 経験したことをまた違うフィールドでも活かしてくださいね!
Yell
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さこね
鹿児島大学
素敵な写真ですね。10日間ですっかり南さつまファンになったようで ,愛が伝わってきます。大当行きました.大当お守りも大切に持っています。南さつまの魅力を未来へ繋ぐような企画、細かいところまでしっかり考えて素晴らしいです!
ちくわ
鹿児島大学
今ある場所、もの、人に目を向けて、その魅力をどう活かしていくか。 今回の実習ならではの学びだったのではないでしょうか。大学生という立場だからこそ見つけられた視点を、地域の未来につながる提案へと発展させたことが素晴らしいです!
専門職員
鹿児島大学
何のために取り組むのかという「WHY」と、具体的にどう実現するのかという「HOW」を行き来しながら考えたという視点が素晴らしいですね! ひろかさんが色々と悩みながらも南さつま市の魅力を伝える工夫を考えたことが伝わってきました。 経験したことをまた違うフィールドでも活かしてくださいね!

「国際共修」と「留学生ネットワーク」で地域と世界をつなぐプロジェクト
■プロジェクトのビジョン1.実践的な「国際共修」でグローバル・コンピテンスを育成 文化の異なる他者と協働する力を、キャンパス内での共修授業や、地域企業・自治体と連携したインターンシップを通じて実践的に育成します。2.世界へ飛び出し、専門性を深める海外派遣の加速 短期の異文化体験から、専門分野を極める長期留学まで、学生が経済的な不安なく世界へ挑戦できる環境を整え、広い視野を持つ人材を育てます。3.卒業後も続く「鹿児島と世界との絆」構築 外国人留学生が卒業後も鹿児島大学や地域社会とつながり続けるネットワークを形成し、地域の国際化と産業活性化に貢献します。■ビジョンを実現する2つの取り組み取り組み① 地域と世界に飛び出し共に成長する「国際共修」と「海外派遣」 本プロジェクトでは、外国人学生と日本人学生がチームを組み、地域の企業や自治体(鹿児島県大崎町など)の課題解決に取り組む「国際共修インターンシップ」を展開します。異なる背景を持つ学生たちが、企業の海外展開や多文化対応について議論し、提案を行うプロセスは、学生の成長のみならず、受入企業様にとっても新たなビジネスの視点を得る機会となります。 また、この経験を糧に、学生たちはさらに広い世界へ飛び出します。ノルウェーでの水産資源管理の調査や、ベトナムでの経済発展と文化の視察など、専門性を深める「海外派遣プログラム」を強力に推進しています。取り組み② 卒業後も鹿児島とつながる「留学生ネットワーク」 さらに新たな挑戦として、母国等へ帰国した外国人留学生と鹿児島大学、地域との絆を一層強める「ネットワーク化事業」を始動しました。各国での同窓会組織の充実や「ホームカミングデー」の開催、「鹿児島大学FanClub(ファンクラブ)」などを通じて、継続的な交流の場を生み出します。これにより、世界中に「鹿児島の応援団」が広がり、ビジネスや文化交流の架け橋となる人材が育まれます。 また、先輩留学生の活躍が後輩たちの目標となり、新たな留学生が鹿児島で学ぶという「好循環」を生み出します。
支援総額13,000円
寄付者2人
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空の命綱を守り、地の未来を切り拓く。鹿児島を支える次世代リーダー育成プロジェクト
大学という枠を超え、予測不能な「生きた現場」に学生を送り出すことで、社会で活きる「圧倒的な当事者意識」を育む実践型キャリア教育プログラム。鹿児島大学キャリア形成支援センターでは、学生の力を伸ばす2つの実践フィールドを用意しています。■ 空の教室:「SKYCAMP」(操縦飛行体験)JALグループと連携し、学生自身が小型機の操縦桿を握る15日間の空飛ぶインターンシップです。—自分一人だけの力では飛行機を飛ばすことはできない— 極限の環境下だからこそ、仲間同士互いに支え合うことではじめて成り立つ究極のチームワークと責任感を学びます。■ 地の教室:「かごしま課題解決型キャリア実習」例えば、「地域が病院に求める新しい医療・福祉の形とは?」といった正解のない問いに対し、学生が鹿児島の企業・自治体の一員として10日間泥臭く最適解を練り上げます。企業人との対話と挑戦のプロセスが、即戦力を育てます。空で学ぶ「規律と信頼」、あるいは、地で学ぶ「対話と挑戦」。こうした「生きた現場」で本気の挑戦を経験した学生は、周囲を巻き込みながら地域社会の未来を切り拓く「次世代リーダー」へと成長し、鹿児島の確かな力となります。さらに、本プロジェクトは単なる学生支援にとどまらず、若者の県外流出を食い止め、地域を活気づけるための「鹿児島の未来への投資」でもあります。地方大学を取り巻く環境は年々厳しさを増しておりますが、鹿児島大学はこの実践的な学びの場を絶やすわけにはいきません。今回のご寄附は、2つの取り組みをより良く発展させるための学生支援、教育活動の一部として大切に活用させていただきたいと考えております。皆様の温かいご支援をお待ちしております。
支援総額188,000円
寄付者14人
24人が応援中
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寄附金の用途は学長にお任せ
鹿児島大学のさらなる発展を目指し、寄附金の用途を学長に一任するものです。賜りましたご寄附は、大学全体の教育研究社会連携活動等を加速する取 り組みに幅広く活用させていただきます。
支援総額121,000円
寄付者4人
15人が応援中
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