
鹿児島県鹿児島市
学生×地域が挑む「かごしま茶」新商品開発・ブランディングプロジェクトDiffuchar~香りdiffuser×かごしま茶cha×未来future
荒茶生産量日本一を誇る「かごしま茶」。しかし全国的な知名度はまだ低く、近年は若者を中心とした「お茶離れ」も課題となっています。そこで、志學館大学キャリア教育ゼミの学生が、「飲む」だけでなく「香りを楽しむ」というアプローチから商品を開発し、販路開拓やイベント企画を考え、若者をはじめ幅広い世代にかごしま茶の魅力を発信するプロジェクトを始めました。
同ゼミでは、「産官学連携プロジェクト型学習」をテーマとし、産業界や行政、地域の方々とともに、鹿児島の地域課題の解決や活性化に向けて主体的に活動し、実践的に学んでいます。
茶のディフューザーとフレグランススプレーの開発・販売
茶の香りに着目し、かごしま茶の自然な香りを楽しめるディフューザーとフレグランススプレーを開発しました。アロマ製造会社を経営する学生起業家、製茶会社・農家、鹿児島県農政課など、様々な方々にご協力いただき、茶葉の選定、アルコールを使った成分抽出、新たなブレンド、コスト削減ほか、試行錯誤を重ねています。パッケージデザインも学生が考案し、ラッピング素材にもこだわりました。
また、アミュプラザ鹿児島「お茶マルシェ」で数量限定販売を行った際は、即完売しました。さらに、これらの取組が、鹿児島県「かごしまの食未来プロジェクト」で優秀賞を受賞しました。
今後は、商品を改良しながら様々なイベントを企画し、お茶を使ったスイーツの販売や、お茶サウナの紹介、販路拡大などに取り組んでいきたいです。インフルエンサーの方から学んだことを活かし、SNS発信も工夫したいと考えています。
学生の熱意・挑戦を支える地域の力と相乗効果
「かごしま茶」のブランドをどうしても強く発信したい―学生たちの熱意に圧倒されます。
学生が地域に接すると、その魅力に気づき、困難な壁があるほど積極的になります。学業やデジタルで得た知識を総動員しつつ、人と交流し、チームで支え合うことの大切さを実感するのだと思います。周囲も巻き込み、若者らしいネットワークが互いを育てていきます。今後、学生が実践経験で視点を増やしたことを礎に力強く社会へ踏み出し、中核的な存在として地域社会を支えていくことと思います。それを育ててくださる地域・市民の方々には大変感謝いたしております。
学生たちの主体的な挑戦と実践的な学びの場を支え、鹿児島の未来を築いていくために、皆様の温かいご支援ご理解を賜ることができましたら大変ありがたいです。何卒よろしくお願い申し上げます。
志學館大学法学部 志賀玲子


